甲状腺ホルモンが異常になると?

甲状腺ホルモンは主に、代謝や自律神経をコントロールしています。

したがって、血中の甲状腺ホルモンの量が異常になると体の色んなところに影響します。

一般的には以下の様な症状がでるといわれています。

 

現在、健康診断等の血液検査では、ほとんどの場合甲状腺の検査は行われないようです。

 

血中の甲状腺ホルモンが過剰

 

●脈が速くなる、動悸、息切、これに伴う心臓疾患や脳の疾患

●神経質になる、いらいらする、感情的になる、集中力低下

●精神的高揚、落ち込み

●手のふるえ

●暑い、汗を異常にかく

●下痢やトイレの回数増

●食べても食べても痩せる、食欲が異常にある

 (細胞がエネルギーを大量に必要とするため)

●筋力の低下

●疲れやすい

●肝臓の異常

●薄毛(毛髪成長サイクルが短くなるため)

血中の甲状腺ホルモンが不足

●脈が遅くなる

●精神的な落ち込み、抑鬱

●汗をかきにくい、寒い

●肝臓の異常

●便秘

●体重増加、むくみ

●皮膚のカサつき

●脱毛