Tostaのバセドウ&低下症 闘病記

P2.メルカゾールによる治療

 

足がつる〜。太る〜。  22歳  1995年春〜夏  通院開始0〜3ヶ月  

最初は週1回の通院。

抗甲状腺薬メルカゾールは最初は6錠/日。

みるみる太ってきたぞ〜。実に1ヶ月半で、51kgの体重は56kg!ウソ〜?しっかも、いきなり太ったから腹に脂肪がついちゃったよ。

ナンダ〜!なんだか寝てると足がツルよ〜。めちゃめちゃ痛え。なんだこりゃ!?

なんだかヤバくないか?足だけじゃないぞ。つらいよ〜。

しかし、汗はかかなくなったナ〜。手も震えないし。

それに、ち○ち○がお元気になってなにより。長持ちするよ〜。ウレシー。これで もう彼女にもふられナイ?

メルカゾールが効き始め、甲状腺ホルモンが正常値に近づくにつれ、代謝が正常化されるため、今までどおりに食べていたら必ず太ります。というよりも、今まで病気で痩せていたものが元に戻るというのが正解でしょう。しかし、食べる量をしっかりとコントロールしなければ、悲惨な結果になります。

また、体のあちこちがつったりします。<なんででしょうか?知ってるヒト教えて。>

ち○ち○は好調になりました。

 

甲状腺ホルモンが低下!?  23歳 1995年夏〜秋 通院開始3〜6ヶ月

メルカゾールは3錠/日へ。通院も1ヶ月1回へ。

なんだか髪の毛が抜けやすいナー。タダでさえヤバイのに。

しかも、脇毛もスネ毛も薄くなったぞ。

しっかし、なんだか気分が浮かないなぁ。なんでだ?

しかもデブ化はいっこうに止まらないぞ。もう60kgじゃねーか。もとの体重より多いんじゃねーの?それに便秘

この頃は、甲状腺ホルモンが低くなりすぎたようです。甲状腺ホルモンが低くなると、代謝が低下し、髪の毛等が抜けやすくなり、太りやすく、便秘ぎみになることがあります。

また甲状腺ホルモンが低下すると、気分が落ち込んだりすることがあります。

 

 

コントロール不能  23歳〜25歳 1995年秋〜1997年秋 

通院開始6ヶ月〜2年半

約1ヶ月に一回の通院も3年になってしまったよ。メルカゾールは1日3錠だと甲状腺ホルモンが正常値より低下、2錠だとホルモンは正常値より高くなってしまう。なんでだよ〜。クスリで治るはずじゃなかったの?

甲状腺ホルモンが増えると、痩せるし気性が激しくなる、減ると、太るしなんだか憂鬱になる、経験的に判ったよ。なんで医者はもっと早くに教えてくれないんだ!?

医者に、「手術かアイソトープ治療を受けた方が良いので考えといて」と言われた。

大半の人はメルカゾールを徐々に減らし、数年の後、最終的にメルカゾールを服用しなくても正常値を保つことができるようです。但し、再発するケースもあるようです。

僕の場合、メルカゾールを増やせばホルモンが下がりすぎる、減らせばホルモンが上がりすぎるを3年半の間、幾度となく繰り返しました。こうなると、手術かアイソトープ治療を受ける必要があるようです。