Tostaのバセドウ&低下症 闘病記

【余談】T3・T4併用療法の発見   (00.10.20作成)

 

T3&T4併用治療の研究文献を発見  2000年10月

鬱の原因を探りつづけて早1年。どうしても甲状腺がクサい、アイソトープ治療による低下症がクサいよと思いながらも、再び精神科のお世話になろうと思い始めたそんなある日、インターネットで衝撃の研究文献をみつけた。

それは、『T3、T4併用療法』。

通常、甲状腺機能低下症の治療はT4のみの投与で行われてるけど、これで内科的に正常になっても、精神機能が回復しないヒトが稀にいて、T3を併用して治療したら、精神機能の向上に有為であったとゆ〜文献。

お〜まいがっ!この間まで通っていた隣の県の病院のセンセーに話して文献を見てもらったら、「なかなか面白いんでない?一流紙による文献やし、やってみる価値はあるよ〜」とウレシイお返事。

でも、やっぱり隣の県まで通うのは大変。

次から行くことになった、地元病院のセンセーに話してみた。

あんまし乗り気じゃなさそうだけど、「あなたが望むなら」といわれた。

やっぱ、隣の県まで通ってでも、やる気の先生のトコへ通うべきかなぁ?

精神科への復活をきめたのもつかの間、僕のココロを揺るがす衝撃の研究文献を見つけました。簡単にまとめると下記の様な内容です。

詳しくは、下記の田尻クリニックのページを見てください。

(原本は、New England Journal of Medicineに掲載されたものです。

http://www.j-tajiri.or.jp/pages/source_detail-019.html

**********************************

甲状腺低下症と鬱や精神機能低下は関係があり、通常のT4(チラージン)服用による治療でTSHが正常化され、内科的に問題がなくなっても、稀に、鬱病になったり、精神機能が回復しない患者がいる。

今回、TSHが正常に維持できる量のT4(チラージン)のうち50μgを、T3(チロナミン)12.5μgに置き換える実験を行った結果、多くのサンプルの精神機能に良い方向に働いた。

**********************************